伯父は普段家では着物を着ていて、下駄をころころ鳴らしながらあるく姿がとてもすてきな人です。
話す言葉もうつくしくおだやかで、わたしの憧れの、そして自慢の伯父。
国語学者の顔をもつ伯父の書斎に、どんな本があるのかどきどきわくわく♡
居間から続く襖の奥の、暗い本棚の森を抜けると現れる、伯父の隠れ家的書斎。
趣味の本棚には、俳句と哲学が並ぶ。
なんだか見たこともない資料集や辞典もずらり、、、
ここは、伯父の出版物の棚。
暗くてピンぼけ、、、
今昔物語や宇治拾遺物語など、昔話の現代語訳は私も読んだ。言葉がやさしくて語り口もユーモアがあり、おもしろく読めます。
そして伯父の俳句集3冊♡
ときめきの言葉が詰まっています。
なんとセットでいただいちゃった!
表紙の絵は伯父の描いたもの。
サイン付き♡♡♡
ちなみに俳句を詠むときのペンネームは「田吉 明」さん、伯父の本名をもとに付けられている。
万年筆でサインを書いてもらう。
万年筆は、伯父の書斎の机の上に。
書きたい字によって太さを使い分けるのだそう。
最近はこんな風にして遊んでいるんだよ、と娘さんからプレゼントされたカラーインクも見せてくれた。
うーん、私も30歳のおとなになったし、字の練習もこっそりしているし、万年筆使ってみたいなぁ。
これは伯父の趣味の棚より、2冊あるからと私にプレゼントしてくれたルバイヤートの作品集。
蕗谷虹児やカイ・ニールセン、エロール・ル・カインなど私も大好きなので、うれしい!
そしてもひとつ、伯父の趣味の陶芸作品も見せてもらった。
ひとさしゆびを立てた手のオブジェなんかも作っていて、遊びがあって愉しそうなのが伝わってくる。
陶芸も万年筆も、そしてきっと他のものも、あそび心をもって付き合うような余裕を感じる伯父のスタイル、すてきな大人の見本であります。
さて伯父の書斎はやはり、ときめきの詰まった隠れ家でした、すごくおもしろかった。また今度訪ねる時は、私ももう少し知識と経験を蓄えて、もっと深く潜ってみたい。
これにて、伯父の書斎編おしまい。
善明さん、こころよく迎え入れてくださってどうもありがとうございます。
大いに興味をそそられる本棚。私もちょっとでいいから、覗かせてもらいたいなぁぁぁ。お話も伺ってみたし。
返信削除それじゃ、いっしょに京都へ行くべし!
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