「根っこ」と言えば、夫の根っこの一部であるドイツの国のクリスマスをそろそろ我が家でも受け継がなければと思っているところ。
私は実家にいた頃も結婚してからもクリスマスを祝ったことがないのだけれど、消えつつある佐野家の文化(佐野家には、イースター、お盆、クリスマス、正月など、日本とドイツの文化が混ぜこぜの、守っていきたい素敵な年中行事がいろいろあるのです)を受け継いでゆかねばという気持ちが年々増してきて、来年にはこどもも産まれることだし、そろそろと思って京都の伯母(義母の姉、えんねの長女)に佐野家のクリスマス事情を聞いてみた。
伯母曰く
「私の育ったのはものの乏しい時代で、用意されたのは型抜きのビスケットとりんごと銀紙に包んだチョコレートくらいでした」
「クリスマスツリーも緑の木なら、と杉の枝や松だったこともある」とか。
それから、
「シュトレンはドイツでも地方によるのか、母(えんね)が作ろうとしたことはありませんでした。」
だって、ふむふむ。
いまでは京都の家のクリスマスも「簡略化の極み」らしい。
夫や義母(伯母の妹)に聴けば、アドベントリースにロウソクの火を灯したり、クリスマス当日となればえんねさんがひとり「クリスマス部屋」にこもりきりで準備をし、山から切ってきたツリーの下にプレゼントが置いてあったり、クリスマスソングをドイツ語で歌ったりしたと言っていたから、それは後々、暮らしに余裕がでてきてからの話なのかな。
「せっかくだからクリスマスツリー用の木を庭に植えようかな」と夫に言ったら、
「山から切ってくればいーじゃん、うちいつもそうやったよ」って、外国か!!
ともあれ、我が家にも馴染むような簡素なクリスマスについて、もう少し考えてみよう。
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さて、また違う根っこの話
先日試しにやってみたヒアシンス水栽培の根が順調に伸びてきているので、
調子に乗ってクロッカスもやってみることに。
水苔でクロッカスとヒアシンス
まずはこのまま冷蔵庫の野菜室へ…
暗くて寒いところへ1〜2週間置いておいて、
土の中で冬が来たと錯覚させるんだって
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同じ根でも、こんどは祖父の畑の里芋
蒸して辛子醬油で食べると、
芋の甘さが際立って本当に美味しい。
塩と食べ比べてみたけど醬油の方がよかったな。
芋の頭と尻を落としてから蒸すと
手でツルンと剥けてたべやすいよ
こちらも根っこ、ごぼうサラダ。
ひたすら千切り
おまけに頂き物の美味しい豆腐屋さんのがんもも煮る。
鍋が小さいのしか空いていなくてぎゅうぎゅう
わーん、鍋ほしいよー
千切りの前に包丁をしっかり研いだよ
15歳の誕生日に母が買ってくれた、「麗」の名入り。
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