週末はなんだか楽しいことがいっぱいだった
土曜の夜、用事があって以前のバイト先(本屋)へ行ったら、大好きな山尾悠子さんの著書「ラピスラズリ」が文庫落ちしていたのを見つける。
今月出たばかりらしく、ちょうど文庫の台車(まだ棚に出す前の、版元から届いたばかりのものが置かれている)に乗っていたので、そのまま購入した。うれしすぎる・・・でもハードカバーも欲しいのだけど。大好きな作家なので。
その後覚王山star eyes にて、またまた大好きな山口有紀さんのライヴを聴く。小沼ようすけさんとのギターデュオは素晴らしくて、ずっと、素敵な現代美術を鑑賞している時みたいに胸がざわざわしていた・・・
有紀さんのharvest moonが聴けてすごく嬉しかった。
日曜は内田也哉子さんの講演を聴きに四日市のメリーゴーランドへ。
ややこさんについて知っていたのは、ほんの少しなのだけど、ずっとどんな人なのか興味があったので。
彼女は恵まれた環境で育った人独特の余裕とか、気負いの無さが感じられた。ご本人も「女優や音楽や文筆やらしているけれど、いつも、自分からやりたいと思うのではなくて、周りから、やってみない?と誘われて、乗っかるっていうかんじ」と言っていた。
でも「私の家族は、足りないものだらけ。だからこそ、そこを埋める、という作業(=創造)が必要になるんですね、いつも幸せ100点満点、という状況ではやっぱり芸術って生まれないとおもう」ということも言っていた。
それから最後の質問コーナーで「大切にしていること(好きな言葉や、生活の中でのちょっとしたこと)って何ですか?」という質問が来て(みんな聞きたがるよねそういうこと・・・)、それに、「えっ、なんだろう、うーーーーん」と言って、なかなか思いつかず考えていたところがまさに彼女であって、私はそういう人ってわりと好きだなと思った。
彼女もきっと、落ち着いて考えれば好きな言葉くらい出てくるのだろうけど、そればかりを考えていない、という、つまり気負いのなさというか、、、
ちなみに私は、あこがれの人に会えたとき、ここぞとばかりに何か聞きだそうとか、得ようとか、あまり考えないようになった。
それって興味が無いというんでなくて、そこから自分が何を感じ取れるかというほうが大事だと思うようになったのだ、うん。
で、講演が終わった後のサイン会で、私もせっかくだから何か残しておこうとおもってサインをお願いしたのだが、持って行ったのが自分の大切なモレスキン。
ほんとは、サイン会って、その人の本でないとだめなんだってね、知らなかったのでそのまま差し出したら、金色のペンで書いてくれました(それまで本に合わせて黒や白で書いていた)。
「merci」だって、枠もかわいい、、、
何かを始めるときのために、常に身辺を(頭も、身の周りも)整理しておく、その為には家にあまり物を置かないこと。これは彼女の母である希林さんの教えらしいのだが、それっていいなぁ。
覚えておこう。
そしてその夜は夫婦でJAZZ新年会へ。
通っているスクール主催だったのだが、これがセッション付きという素敵なイベントで、講師である現役jazz ミュージシャンたちが生徒に混ざって代わる代わる参加してくれるというなんとも豪華な会だった。
みんなで演奏しながら笑ったり、拍手したり、すごく楽しい。
自分の足で踏み出して素敵な世界へ入っていくことって大切だなぁとおもった。
気持ちだけだったら、いくら大きくたってだめなのだ。
それでやった気になってたらもっとだめ、、、と、自分を戒める
最後の三行とーても胸にしみる言葉。
返信削除震える!!
私も同じ事思っていたので。
やってやるー!!
りさちゃん
返信削除一生懸命やってるつもりでも、もっとやってる人から見たら全然やってないのと一緒だもんね。
本気の人って、どんな状況でも、とにかく動き続けてるもん。
そう言われてみると、やる!って、言っただけで、やった気になってる人って結構多いなぁと思った、、、
わたしも含めて。
qookaiです、こんばんは。
返信削除パソコンから随分と遠ざかっておりました、
久しぶりにお訪ねしたら、引越&模様替え(*^_^*)されてて。
でも、ulalaさんのまっすぐな言葉は変わらず、ちゃんとこっちまで届く。
届けよう、伝えよう、としている世の中の音。
「それって興味が無いというんでなくて、そこから自分が何を感じ取れるかというほうが大事だと思うようになったのだ、うん。」
言葉や形にならなくても、感じたホワホワをずっと置いとけるのも素敵ですね。
qookaiさん!
返信削除お久しぶりです^^
ハイ、気持ちも新たに引っ越し&模様替えしました。
なんだか、こうやって私のたわごとを一言一言キャッチしていただけること、
とても嬉しいです。
またどうぞ遊びにいらしてくださいね。
こんにちは。
返信削除最近、内田也哉子さんのエッセー本や翻訳絵本を読んだばかりです。
そんな講演会があったのですね。
私は旦那さんのファンで、奥さんってどんな人?という
いたってミーハーな思いから本を読んでみたのですが、
彼女の不思議な世界観よかったです。
あと、もっくんがややこさんを写した写真も素敵でした。
kitchen_kisogawaさん
返信削除こんにちは^^
もっくん私もすきです。
ややこさんは、うーん、話を聴いてみて、
「はぁ、なるほど」というのが私の率直な感想でした。
上に書いてあるとおりなのですが、
良いとも、悪いとも、思わなかったというか、
妙に納得だけして帰ってきました。
私はややこさんご本人の話よりも、旦那さんやお母さまの話が実はおもしろかったです
それからお子さんがすごく、きれいでした。
もっくんが写したややこさん・・・いいなぁ、どんなでしょう。