2017年3月26日日曜日

出産の記録とあれこれ

さて、お産を振り返ってみようと思います。

お産の始まりは、なかなか産まれないなぁと思っていた予定日前日の夜。
いつもより寝付きの悪かったむすめがようやく寝ついた直後に破水、その少し前から陣痛のようなお腹の張りを感じていたので、すぐ産院に電話して、寝ついたばかりの娘を連れて母に車を出してもらいそのまま入院しました。

夜も遅いので娘と母にはすぐ帰宅してもらい、しばらくして職場から産院に向かっていた夫が到着、今回も立ち合ってもらいその後1時間ほどで産まれました。

今回は早かった、やはり2人目だからかな。
しかし産みの苦しみは変わらず…とにかく痛かったー!!!
今回も我を忘れて声が枯れるまで叫んだお産でした…
あーーー痛かった。


第一子の娘を産んだ時、あまりの痛さに、次があるならぜったい無痛分娩にしようと心に誓ったのだけれど、実際に第二子の出産を控えて無痛のリスクなどを聞くうちにやっぱりどうしようかと悩んでしまい、無痛の選択をするタイミングを逃した優柔不断なわたし…。

そしていざ陣痛が始まってすぐ、無痛にしなかったことをそれはもう激しく後悔したのでした。
出産はほんとうに信じられないくらいとにかく痛い!!!

無痛分娩に対して、「痛みを伴わない出産なんて」という声はいまだにあるけれど、どんな方法で産んだとしても、仮に自分で産まなかったとしても、親から子への愛情は何も変わらないと私は思うなぁ。
みんながみんな自然分娩になるとは限らないわけだし。




変な言い方かもしれないけれど、私は妊娠出産の才能があまりないと思う。 

つわりも本当につらくて3ヶ月ほど寝たきりで過ごしたし、その後も妊娠期間中はとにかく身体がだるくて思うように動けず、周りの健康な妊婦さんたちと自分を比べては情けない気持ちでいっぱいだった。
妊婦生活を楽しむ余裕なんてもちろんなかった。

出産にしても、声も出さずに産んだという友人知人の話を聞いて、私のあのオーメンのような出産(笑)は何だったのかとこちらも本当に情けない思いだった。

でも、同じように妊娠や出産で大変な思いをしたという実の姉や友人たちと話していると、やっぱり人それぞれ違うものなのだとちょっと安心したりもする。
実際、こんなに個人差があるものって他にあるのか?
ドイツ人だった夫のお婆ちゃんは、「出産なんて、たまったベンピを出すようなもんだ」と、かなり楽に産んだらしい、、、
産院の助産師さんも、欧米人はそんな感じのお産らしいよと言っていた。


しかし私の場合、妊娠期間は辛くとも、産みおわってからがとにかく絶好調なのです。

重い重いお腹や、お産への不安からも開放されて、子供もかわいいし、気分爽快。
今回は夜中の出産後にお腹ぺこぺこでおにぎりを食べ、そのあと産院の朝ごはんももりもり食べました。

第一子のむすめは、とにかく静かな赤ちゃんだった。
オギャーと泣くことがまず無く、静かに眠って静かに起きて、お乳をたくさん飲み、また静かに眠ってばかりの赤ちゃんだったのです。
生後2ヶ月ほど経ったら夜中に目を覚ますこともなくなり、朝までぐっすり。
おかげで私は睡眠不足になることもなく、娘が寝ている時間にゆっくりごはんを食べたり本を読んだり、歌の練習もできたし、かなり自由でした(過去の記事を振り返ってもわかる)。


そして今回産まれた息子もどうやらよく飲んでよく寝る子らしく、早速お乳を飲みまくってスヤスヤ眠っています。
私のお乳がよく出るのもありがたい。
困ったことと言えば、毎度乳首が切れてとても痛いので、傷が治るまで搾乳生活になることか…。
あとは、お乳が詰まることもあまりないし、母乳育児はけっこう順調です。
第一子の時、横綱のように太った娘を見て、「母乳だけでこんなに太れるの⁉︎」と周囲の人によく言われたっけ。


母親も色々、子供も色々、妊娠出産、そして育児って本当にそれぞれだと思う。

得意不得意もあるし、良くも悪くも予期せぬことはたくさん。
あまり細かく決めずに、しなやかに柔軟にやっていくことが子供と私のためにいちばんいいな、と、余裕の出た今だから言える笑。

実際辛いときは、しなやかに動くことなんて無理ー!って感じなのだけどね、、、

辛いときも楽なときもあるけれど、できるだけ自分の心に波風立てないように、落ち着いて対応するというのが子供を産んでからの自分の指針になっています。


2017年3月24日金曜日

産院より

3月23日午前1時28分、我が家にとって第二子となる男の子が産まれました。
産院の病室よりブログ更新中。



産まれて1日目の息子。
ウールのおくるみは、編み物のじょうずな姉におねだりして編んでもらったもの♡




入院のあいだ、実家の母のもとで預かってもらっている娘が母と一緒に来院。
私の顔を見るなり寂しさから泣き出してしまい、親としても切ない限り。。。

しかしその後、初めて会う弟に自分の食べていたおにぎりを差し出す娘、笑
「わー、あかちゃん!」
「あんよ、ちっちゃいねー」
などと話しながら弟をかわいがってくれました。


私が産気づいて入院した日の夜はさすがにとても寂しそうだったらしく、
「おかあさん」と言って泣いては、母に「お母さんはがんばって赤ちゃん産んでるからね、待っていようね」と諭され、その度に泣くのをじっとこらえていたそう。
まだ2歳だもんね(むすめは3月24日で2歳になりました)。
そんな話を聞くと私も切なくて泣きそうな気持ちになる…
残る入院中、もう少しのがまん、がんばって。




そんな中ですがお母さんは入院生活満喫中です。


娘を産んだのと同じ産院で今回も産んだのだけれど、ここでの入院生活は本当に幸せな記憶しかないのです。
朝からパンケーキとか、焼き魚定食とか、食事メニューが毎度楽しみ。
正直、味と盛り付けはファミレス程度なのだけど(笑)上げ膳据え膳で毎食こんなご飯が食べられるなんて、もう何も文句ありません。



  
今日のお昼はハヤシライス♡
それに魚と野菜のマリネサラダに、野菜スープ、デザート付き。
豪華!!




更に3時のおやつまで♡
今日はオレンジケーキでした、とてもおいしかった!





しかも今日はフットマッサージのサービスまで受けて、もう幸せすぎる。
産まれたばかりの息子はよく飲んでよく寝てくれるし。
娘の出産の時もそうだったなぁ、お乳をたくさん飲んでよく寝てくれたので、入院中は思う存分のんびりできたのだった。



娘は今日も母に連れられてお見舞いにやって来ました。
家では寂しくて泣くこともあるそうだけれど、弟を見ると嬉しそうにしてとてもかわいがってくれるので一安心。



しかしどうしても私以外の人とお風呂に入れないというので、病室内に付いているシャワーに一緒に入り、私が身体を洗ってあげました。
寂しい思いをさせて申し訳ないという思いが先に立ってしまうけれど、夫に「子供は案外すぐに慣れるものだから大丈夫。かわいそうだと思って中途半端に慰めるよりも大人がしっかり割り切ることが大切。今はせっかくの入院生活をゆっくり過ごすことが大事だよ。」
と言われ、それもそうだなと納得。

がんばって産んだご褒美と、これから育児をがんばるための準備だと思って、入院生活を満喫して帰ろうと思います。

退院したら、娘に思いっきり甘えさせてあげよう。
そして夜も今までみたいにぴったりくっついて眠ろう!



2017年3月16日木曜日

3月のあれこれ、2017

1月が終わるころ、あぁもう12ヶ月のうちの1ヶ月が終わった!と思っていたら、もう3月も後半に入っている。。。



我が家の庭では今年もクロッカスが咲きました。




桃の節句には雛人形も出せずに簡略化の極み。
雛ちらしも卵とでんぶのみ、桃の花の代わりに庭の紅梅を添えて。






久しぶりにグラノーラを焼いてみました。
娘も大好きなので簡単な朝食やおやつに食べます。
やっぱり手作りはいいなぁ




暖かい日曜日、家族で"ぶるーいんぱるす"を観に行ってきました。
素晴らしい飛行技術に家族3人で大カンゲキ。





またある日のむすめのご飯、玄米入りゆかりお握りと具沢山豚汁がすっかり定番。
野菜たっぷりなのでこれで完結、1日のうちの朝と夜のどちらか、または両方とも、この献立が並びます。
あとはおかずが付いたり付かなかったり、、、。





もうすぐ2歳になるむすめ、相棒のくまちゃんをおんぶしたい!なんて言うようにもなりました。






もちろん寝るときは必ず一緒。





さて、築45年ほどになる我が家は今週から改修工事が始まりました。







もはや原型を留めていない風呂場。
水周りを中心に直して、庭も整える予定です。





お気に入りだったホロートップの古いガスコンロと、花模様の入ったタイルにもお別れ。
寂しいけれど最後はきれいに磨いてさようなら、お疲れさまでした。






というわけでしばらく実家暮らし。
むすめは日に何度も外へ出て、自然の中で遊び放題の良い暮らしを満喫しております。