2016年1月18日月曜日

児童文学研究家、川端有子さん

先日ご紹介したのは漆工芸家の堀内亜理子さん、
今回ご紹介するのは同じ「ありこ」さんでも、児童文学研究家の川端有子さん☆
有子さんは夫の従姉で、大学で児童文学について教えながら研究もしています。
私は結婚を機に知り合って、予てからの少女小説好きにより折に触れてお手紙を交換したりと仲良くさせていただいています。

そんな有子さんがこの度、文藝春秋の発行する女性誌CREA2月号にて「大人の少年少女文学。」の監修をされたということで、お知らせを受けいそいそと買って参りました!




グリーンが効いたキラキラの表紙☆



中身は、物語に登場する遊び、食べ物、おしゃれ、、、様々な切り口から少年少女文学を紹介してあって、とても読み応えのある内容!
少年少女文学AtoZもあって、好きな人にはたまらないところをツンツンされます、笑









ひとつ気になったのが、少年少女文学でよく登場する「バタつきパン」として、普通のバタートーストが紹介されていたところなのですが、ここは有子さんも監修の際に「トーストとは違う」と編集部へ言ったのに直してもらえなかったそうで、、、(時間の関係かな?)
本当の「バタつきパン」は、トーストとはまったく別物だそうです。





有子さんのインタビューも載っています。
写真にあるのは有子さんの蔵書で、右から「小公子」、「秘密の花園」、「小公女」。
一番左の青い表紙のものは日本で未訳の「Little Saint Elizabeth」という作品で、有子さんが目下翻訳中なのだそう❤︎






有子さんはこんな素敵な本も作っています。
赤毛のアンの著者モンゴメリのプライベートなスクラップブックをそのまま本にしたもの。
女子にはたまらない、ときめきの一冊です。
他にも、少女小説や児童文学に関する興味深い本をたくさん書かれているので、気になる方は川端有子さんの名前で検索してみてください☆


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