台所から見える裏庭に鬼野芥子(オニノゲシ)が一本芽を出し、みるみるうちに恐ろしいほど高く高く伸びたとおもったら、ある朝根元から折れてたおれていました。
側の山椒は青い実を付け、隣の百日紅の若葉も一層いきおいを増す五月の我が家です。
日曜日、夫とふたりで美濃加茂市にある「ワンダーランド」(丸圭書店)へ遊びに行ってきました。
私の一番好きな本屋さんで、夫も私も、子供のころからお世話になっている文字通りワンダーな書店なのであります。
古い商店街の中にあるワンダーランド。看板がかわいいでしょ
新刊書、古書、レコード、その他、おもしろいものがいっぱい見つかります。
昭和の時代の上質な本がたくさんなところが私のツボであります。
店主の修さんによる横尾忠則コレクションが、店内の雰囲気を一層ワンダーな感じに仕上げているのも必見です。
さて昨日、店に入るなり私が片っ端から本を物色していると、修さんが「今日、こんな映画観て来たよ」といって一枚のチラシを見せてくれました。
その映画「よみがえりのレシピ」は、私も以前上映会へ行ってとっても気に入った映画だったので、「そうなんだ~偶然やね!」 とその話は終わったのだけど、次に修さんが見せてくれたのが緑色のショップカードで、実はそのショップカード、私が前日名古屋市内の某パン屋で見つけて、素敵なので一枚もらってきたものと一緒だったのです。
しかも、そのお店は修さんの娘さんのお店でした、ワンダー!
偶然の共通点におどろきとうれしさを隠しきれない私です、、、
運命的に私の手元に二枚存在するショップカード、、、
お店は「リトルムッシュ」(←click and go!)という野菜のおいしいカフェですって。
すぐにでも行きたい。
いままでにワンダーランドで買った本たちの一部、、、
ターシャの庭の写真集やクックブックは、中学生の時に母に買ってもらったもの。
これはたぶん19ぐらいの時に買った。ビートルズ詩集。
きのう店内で流れていたCD、Linda Ronstadtのデュエット集。
とってもかっこよかったので教えてもらって早速聴いています。
そして!修さんの青春セッションのカセットテープ録音をCD化した、その名も「Forever YOKO」。
これも聴かせてもらいました。
修さんが神戸にいらっしゃったころ組んでいたバンドで、
ギターは当時のバンド仲間であった是方博邦さんだそうです。
曲も演奏も、すんごくかっこいい名盤です。
ジャケットがまた、めちゃかわいい~~
あぁ、とっても有意義なワンダーランド滞在時間でした。
帰りの車の中で、私があらためて例のショップカードのお店の店主さんが修さんの娘さんだったことに対するおどろきとよろこびを噛みしめていたら、夫が 「君たちは、それぞれの持つ"ワンダーランド"を共有しているのだな」 と言っていました。
なるほど、素敵なこと言うじゃないか、、、
そして夫自身も、そのワンダーランドを確実に共有しているのであった。
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「本屋ライブ」と称した音楽の日もあるそうで、ぜひ行ってみたいし、いつか私も歌わせてもらいたいものです。
aun web に、ワンダーランドの紹介がされています(リンクしてある記事もぜひ読んでみてね)。
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