昨日は仕事の後に「ベイビーズ いのちのちから」を観て来た!!
前に予告編を観て、ぜったいにおもしろそうと思ったので期待に胸を膨らませて映画館へ。
そしてそれを裏切らないとっても素敵なドキュメントだった!
アフリカ、アメリカ、モンゴル、日本、それぞれで産まれた赤ちゃんを1年間ひたすら撮り続けた記録映画で、解説はもちろん、それぞれの会話にも字幕などが付かないのと、カメラも赤ちゃんと同じ高さの視線で写しているので、自分も赤ちゃんになったみたいな錯覚になるところがある。
私は子供の頃のこと、よく覚えているので(物事というよりも、当時の感覚を)、なんだかみんながわぁわぁ言ってるけど一体何だろうとか(それは誕生祝いなんだけど)、、、なんだか悪いことをしたみたい(水をこぼして怒られてる)、とか、そもそもそうやって文章で考えられないので、感じるだけなんだけど、そういうのをちょっと思い出した。
すごく良かったのは、ポニジャオとバヤル(それぞれアフリカ、モンゴルの子)が、自然や動物たちに、もみくちゃにされながら力強く日々過ごす様子。
牛にちょっかいだして踏まれそうになったり、タライで風呂に入っていたら、山羊がうしろからタライの水を飲みに来たり、猫の顔をひっぱったり、犬の口に手を突っ込んだり、、、
動物の方が「遊ばれてやってる」って感じでのんびり構えているのが笑えた。
また、作品中に、同じような行動を国ごとに並べて比較するような編集をよくしていて、たとえばアフリカの子供たちが土や水にまみれて自由奔放に遊んでいるとおもえば日本ではママ友集団がベビーカーをひいて子供を育児教室やピクニックへ連れ出すとか、バナナの皮を剥くアメリカの子供の次に、モンゴルでは子供の隣で家畜の皮を剥いでいるとか、、、
でもなぜか、私にはアフリカやモンゴルの映像の方がむしろ自然で、日本の育児教室のところなんか、すごく滑稽な感じがした。
でも、どんな環境でも、子供はおかまいなし、ひたすら力強く成長してゆくんだ!!という映画でした。
おもしろかった~~
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