最近わたしの本棚にやってきた素晴らしい本たちを。
これは細川亜衣さん(米沢亜衣さん)の「イタリア料理の本2」。
誕生日に、姉にリクエストして!
哲学書と言っても決して過言ではない料理の本。
細川亜衣さんの本は他にも「30themes」や「愛しの皿」も持っている。
彼女の本は、一見、上級者向きだけれども、料理のいちばん原点みたいなことがすべて書かれているという点で、初心者にこそ勧めたい。
実際紹介されている料理はごく簡素で、塩とオイルだけ、とかもよくある。
これも誕生日に姉からもらったもの!
私のだだだだだだ大好きな山尾悠子さんの「歪み真珠」。
短編のタイトルからして良いでしょう。
「娼婦たち、人魚でいっぱいの海」とかね、、、
そして、すばらしいタイトルにも負けない内容。
彼女の物語は、ものすごく美しくて、ものすごく醜い。
そしてまったく隙がない。
小説を読む時、文面に作家の存在を感じてしまうと冷めるので、そのところで、彼女はぜんぜん彼女本人を感じさせない、なんていうか、天から降りてきた文章を作家が書き写しただけという感じ、、、
良い文章を書こうとか、良い表現をしようという考えが微塵も見えないということ。
これは素晴らしい本。料理の本だけど、写真集でもある。
これはアメリカ人の二人の女性がそれぞれの朝を記録した写真集。
猫のしっぽ、ジャムを塗ったパン、飲み干したコーヒー、新鮮な野菜、そして季節が移っていく。
見てると、よく卵を食べてるんだよね。
これはこないだの「東京、本とアートの旅」で、神保町の「ボヘミアンズ・ギルド」にて手に入れた二冊。
憧れの少女雑誌「ジュニアそれいゆ」 no.11、
イラストレーター長崎訓子さんの「daydream nation」。
ジュニアそれいゆには、かわいい特集が満載。
「長い髪はこんなふうに」、「おもいでおやつをつくりましょう」、
「美しいアルバムをつくりましょう」、「ジュニアの図書案内」など、、、
ティーンエイジャー向けのなんとも素敵な案内ばかり。
中原淳一さんや内藤ルネさんが大活躍。
個人的には藤田ミラノさんがいちばん好きだけどね。
長崎訓子さんのイラスト集はこんな感じ、、、